1970年 (昭和45年) |
自然界を電気及び電子工学的に追求し、それを農法に取り入れる。 その電子農業を普及するため、研究会を創設し、以後、個人の立場で農業指導者となり、1983年(昭和58年)まで独立経営を続ける。 |
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1983年 (昭和58年) |
研究の成果として産出する農産物を生産者から消費者に、直接販売する企業体として、生産者と消費者が出資人となり、22名の株主で㈱東海有機農産を設立する。 電気及び電子の働きに、活性炭が大きく位置付けされていることに着目し、30数年にわたる研究成果として、PEXの商品開発に取り組み現在の特許商品となる。 |
原子・分子の結合(イオン結合・分子間引力の結合)は、ほとんど電子的現象であり、物体の構造、電気的波動理論は広く利用され、現代科学の先端を行く学問である。
その状況を作り出す過程、環境のメカニズムとして自由電子が存在するが、その因果関係においては未知な分野が多い。
学問としての裏付けは今後の問題提議としたい。
それまでは度々の実験による検証を続けざるをえない立場である。
30数年前、静岡県浜松市のA鉄工所での実績を紹介します。
当時、A鉄工所は現場従業員150名程の工場で、電熱炉、数々の大型機械による大量の電力を使用していた。
そのため、電力削減と工場の環境浄化を目的に、活性炭を利用することとなった。
作業空間、通路に、アースのため、コンクリート基礎より1mの深さに直径1mの穴を掘り、その穴に数十kgの活性炭を埋設し、機械の配線コンセントにアース線を施行した。
工場には縦、横、10m位の間隔でアース場を設置した。
総アース場は15か所位で、土日の休日に工事を行った。
完工までには数か月かかった。
結果として、電力使用力率も100%近くになり、電気代も月々25%程減り、材料費、工事代が2年以内に償却できている。
そして、工場従業員1日当たり平均欠勤率も5%弱だったのが、期待以上に3分の1まで下がり、従業員の仕事に対する能率が上がったとの報告も頂いた。
また他にも、工場、倉庫、住宅等にも、同様の活性炭埋設工事と、床下全面に活性炭を敷き、アース効果の徹底した環境浄化を行ったことで、良質な居住環境が得られている。
【PEXとは】
「植物栽培に無限の可能性を秘めた専用資材」という意味を込めた商品名
【関連特許】
「植物栽培に無限の可能性を秘めた専用資材」という意味を込めた商品名
1.「PEX」は、パイオニア的存在であるから関連特許は見当たらない。
2.「PEX」という名称は、1998年(平成10年)8月に商標登録として認可された。